2019

断熱リフォームも通気層工法で

これまでの壁構造は、外壁そのものにいくつもの多くの機能を持たせていました。このため、外からの水に対しての防御は徹底的にコーキング等でシールするしか防水に対して効果は望めませんでした。木造住宅の損傷が大きくなる理由には通気層がない壁構造には内部結露等の大きな問題があることがわかってきました。外壁材そのものに過度の防水性を持たせると、シールが切れた時には、ポンピング現象と言って、風の圧力で水が壁の奥まで侵入してしまいます。外壁の性能は気密性能よりも高い水密性能が要求されます。